持続可能なビジネスプランで地域の課題を解決する合宿型ビジコン!『BIZCAMPin東かがわ』終了!
『BIZCAMPin東かがわ』終了!
「地域社会×学生×ビジネス=地域活性化」をテーマとした宿泊型ビジネスコンテスト『BIZ CAMP』が、2016年10月6日(木)~10月10日(木)の4泊5日で、香川県東かがわ市において開催されました。
今回、ぼくはこのイベントの運営の立場として関わらせていただくことになり、4泊5日のコンテンツの作成や、東かがわ市の行政の方々との打ち合わせを行わせていただきました。
BIZCAMPとは
BIZCAMPとは、「地域社会×学生×ビジネス=地域活性化」をテーマとした宿泊型ビジネスコンテストです。実際に学生たちが地域に足を踏み入れ、地域課題を見つけ出し、適切な解決策を持続可能なビジネスプランを、東かがわ市長や地元協賛企業、投資企業に提案します。
2015年の7月より始まり、2016年の11月現在で、長野・香川・青森・宮崎の4地域において、6回の開催実績があります。
ちなみに今回の『BIZCAMPin東かがわ』は2回目の開催となっており、1回目の開催では、ぼくは参加者側として参加させていただきました。
⬇︎以下のエントリは、1回目のBIZCAMPに参加した時のアウトプットとなっているので興味ある方はどうぞ!
今回学んだこと
ぼくが参加した前回のBIZCAMPと大きく違う点は、運営側としてこのビジコンに関われたということです。
なので、今回はイベントの運営として学んだことをアウトプットしたいと思います。
……と思ったのですが、今回は運営をしながら、なぜかぼくも「井上くんだけチーム(メンバー:井上)」として参加させていただいたので、参加者側としても学んだことについても触れようかなと思います。
BIZCAMPの運営側として学んだこと
1. コンテンツは簡単にできるものじゃない
今回、初めて4泊5日のコンテンツの作成をさせていただきました。実際にざっくりとやることが決まっていったとはいえ、初めの段階では、まだまだ5W1Hが不明確です。
誰が、いつ、どこで、何を、どんな目的で、どうやってやるのかが決まって初めて、コンテンツと言えるんだなと感じました。そのコンテンツに関わる人へのアポ取り、段取り、修正が入って、どんどん改良がなされていく。そして、当日に参加者にどのような価値を提供できるかが最後の難関。
「コンテンツを作る」ということは一言で言い表せることなのかもしれませんが、実際に行うのは簡単には済まされないなと感じました。
2. お金の後処理は想像以上に大変
4泊5日のイベントで数十人が宿泊したり、移動したり、ご飯を食べたりすると、当然ですがお金がたくさん動きますよね。(笑)
これまで参加者側でいたぼくは、お金の処理について全く考える余地がありませんでした。大変そうだなあくらい。
でも、実際にお金の処理を行うと、まあ大変です。(笑)そういう処理を誰かがやってくれているおかげで、羽を伸ばして考えることができていたんだなあと思いました。
あとは、多くの人が動いたイベントだったんだなとも感じました。実際、ここまで大きな金額を取り扱ったことは無かったし、それだけ多くの人がこのイベントに携わってくれているからこそ、大きな金額が動いているんだとも感じました。
3. イベントの各所にゴールを設けることで参加者を誘導できる
悪く言えば、イベントの運営者であれば、参加者側の操作ができると思います。
例えば、1日目のゴールとして、アウトプットを50個出してくださいということもできるだろうし、最終日のアウトプットは1つではなく、2つ提案しましょうとか。(あくまで極端な例です。笑)
でも、4泊5日という短い間に、最終的なアウトプットをうまく1つに絞るためにイベントの各所にゴールを設けていれば、参加者を比較的誘導できると思います。もちろんその参加者の頑張りによる部分はありますが…笑
BIZCAMPの参加者として学んだこと
1. 地域資源のフル活用を考え、その地域資源がどれくらいの生産を担っているのかを調べる
例えば、今回の東かがわ市の地域資源でいうと、「東かがわ市は手袋の全国シェア90%」「ハマチの生産量全国7位」「パセリの生産量全国第6位」などの生産量を誇っています。
そもそもの話にはなりますが、地域において生産量が乏しいもので、他の地域よりも抜きに出ることは考えにくいと思います。だからこそ、その地域資源をフル活用することを考え、まずその地域資源が、全国においてどれくらいのシェアを誇るのかについて調べる必要があると感じました。
2. 地域の人々の行動(ポジティブ・ネガティブともに)を調べつくす
例えば、今回の東かがわ市の地域資源でいうと、「香川県はうどんの消費量日本一」「香川県の糖尿病発症率全国2位」「香川県のスイーツ消費量全国5位」などが挙げられます。
その地域の人々の主たる行動を定量的に表すことができているランキングなどを調べることによって、ありとあらゆる方法が思い浮かぶと思います。
実際に出たアウトプットとして、香川県のスイーツの消費量に目をつけることで、東かがわ市の野菜をスイーツとして、加工し販売するというものがありました。
まとめ
今回、BIZCAMPというビジコンを様々な角度で見ることができました。実際にぼく自身が行なったことやできたことは、世間的に見たら、イベントの運営の1つなのかもしれませんが、ぼくにとっては1つの大きな経験となりました。
ご協賛頂きました企業のみなさん、運営のきっかけを与えて頂きましたみなさん、参加してくださったみなさんに感謝したいと思います。
ありがとうございました!
またみんなで飲み会でもしましょう!笑