ポイントサイト ハピタス の運営を行うオズビジョンのインターンに参加してきた!

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こんにちは!イノハヤです!

最近は月に1、2回の程度のペースで東京に行き、インターンに参加させていただいたりしています。

今回は株式会社オズビジョンという会社のインターンに参加してきたので、そこで学んだことについて、書いていきたいと思います。

 

"株式会社オズビジョン" について

オズビジョンは、会員数150万人を超えるポイントサイト "ハピタス" の運営や、キュレーションメディアである "Letas" の運営を行っている会社です。

今年の10月に、ぼくが運営させていただいた "BIZCAMPin東かがわ" にて、代表の方や人事の方にお会いして、今回インターンに参加させていただくことになりました。

 

⬇︎ "BIZCAMPin東かがわ" について知りたい方はこちら!

www.inouehayato.net

 

参加したインターン "クライマーズハイ" について

どんなことをするのか

Climbers High(クライマーズハイ)は、株式会社オズビジョンが主催する18卒の学生対象の1泊2日合宿型のインターンシップです。33時間という時間の中で、チームごとに議論し新規サービスの立案をしていただきます!

単にアイデアベースで課題を解決する、新規サービスを⽴案するだけではなく、顧客の生の声をきいて本当にニーズがあるのかまで検証していきます。

インターンの最初にサービス開発についてのレクチャーがあり、途中途中でミッションがチームに与えられ、クリアしていきながら、オリジナリティあふれる新規サービスの構築をめざします!

ビジネスのサービス開発を山に例えた、疑似登山体験です。山を登ることで、ビジネスに必要な「チームワーク」「サービス開発知識」「仲間」など様々なビジネスに必要なものが学べるプログラムになっています。

 

簡単にまとめると、オズビジョンが事業立案の際に大事にしている "リーン・スタートアップ" を深く学び、実際にユーザーのニーズを検証して、新規サービスを作ろうというものでした。

 

どんなことをしたのか

今回のインターンは「ITで身の回りで余っているものの価値を変えるビジネスプラン」というテーマで行われました。

全員で "リーン・スタートアップ" についての理解を深め、その後は、グループに分かれて、仮説を立てて検証するの繰り返しでした。 

 

インターンで学んだこと

1. みんながなんとなく納得いってなさそうなアイデアは、メンターに潰してもらう

ぼくのグループワークの課題として「決定力不足」というものがあります。

具体例を挙げるとすると、みんなのアイデアの欠陥を論理的につくことができずに、なあなあのアイデアが残ってしまう。みたいなやつですね…

自分(グループのメンバーしかり)がそれをできないのであれば、そのグループを客観的に見ることができているメンターや社員の方に頼んで、そのアイデアの欠陥を突っ込んでもらえれば、納得がいくのではないかと思います。

自分がアイデアの欠陥を論理的につくことができれば早いんですがね…

 

2. アイデアを収束させるフェーズでは、メンバー間で軸や基準を作ろう

新規事業立案のインターンに限らず、グループディスカッションとかに参加したら、「いろんなアイデアをブレストして、たくさんアイデアが出た!これから絞り込んでいくぞ!」って言っている状態ってなかったりしませんか?

アイデアを収束させるときには、メンバーの間で「収益性が高い・低い」とか「需要がある・ない」と言ったような軸とか基準を作ることによって、メンバーの共通認識がある状態でアイデアの判断ができると思いました。

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http://www.macromill.com/solution/sm01.html

よくよく考えたら、すごく当たり前のことかもしれないですね…

今までどうやって絞っていたんだろうと思うとぞっとします…

 

3. 何をしたら良いのかわからない時は、助けを求める

「黙り込む・考えているように見せる・わかったふりをする」は全部いらない!

初対面でグループ組んでいきなりいろんなアイデア出すのって、すごく難しいことだと思うのですが、これってまじでいらないと思います。(戒めを持って書いています…)

今こうなっているなと感じたときは、すぐさま、同じグループメンバーに助けを求めます。

 

4. ユーザーに対するアンケートよりも、ヒアリングの方が実際の生の声が伝わる

アンケートの魔法にかかってはダメだ!

アンケートをとるのってすごく便利なことだと思います。項目を決めるだけで多くの方からの意見がもらえるし、最終的にデータを相手にも見せやすいものだと思います。

ある企業の方に『このアンケート結果って自分たちの意見を正当化させるために作ったかのようなアンケートなんだよね。』と言われました。本当にその通りです。

正当化させるために作ってないとは言っても、アンケート結果を自分たちの意見の証拠として出すのであれば、そのように思われても仕方ないなと思いました。

 

ヒアリングでは、アンケートでは伝わらない意味合いのニュアンスが伝わる

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ヒアリングではアンケートと違って、こちらの質問の意図や意味合いがより正確に伝わると思います。アンケートのように、1度に多くの方に結果をとることはできませんが、本音に近いユーザーの生の声を聞くことができると思います。

 

仮説を立てて聞くことによって、ユーザーの声がより明確になる

オズビジョンのインターンでは、仮説検証を行うことを非常に重要視していました。理由は明確で、自分たちが立てた仮説とユーザーの考えることに食い違いがないかを探るためです。

ヒアリングを行う時は、そのユーザーがどのようなことを考えているという仮説を立てて、実際はどう考えているのかを尋ねる。それによって、仮説精度が高まっていくということです。

ただ、ユーザーに対してヒアリングするのでも発見はあるかもしれませんが、自分の中に仮説を作っておくことで、ユーザーの声が明確になると思います。

 

結局そのユーザーの母数ってどれくらいなの?

ヒアリングって実際にやるのは大変だけど、すごくいいなと感じました。

でもここで大きな間違いをしてはいけないなと思ったので、こちらも戒めを込めて。

ヒアリングができるのは、限られた人数ですよね。つまりその時点でいくつかのセグメントはかかっている。ヒアリングした人たちだけがユーザーなのではなく、"ヒアリングした人" のような人たち全体が1番大きな母数になる。そこがターゲットユーザーとなる。

具体的に言うのであれば、そのヒアリングしたユーザーが、「100人中5人の内の1人」なのか、「100人中80人の内の1人」なのかって話です。全体の母数が5人と80人では、全く違いますよね。(笑)

 

まとめ

今回のインターンで学んだことは、1つ目がチームビルディングについて、2つ目がリーンスタートアップにおける仮説検証(ヒアリング)についてでした。

次につながるようにしていきたいです!

 

⬇︎ "オズビジョン" について知りたい方はこちら!

www.oz-vision.co.jp

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